エムアンドエーなう!
2018.2.12
産学協同研究 (大阪工業大・卒業作品展にて)
大阪工業大学工学部空間デザイン学科4年生 土屋さん。
彼女の卒業作品を当社と協力業者さんが後援し
「夢をカタチに」。
テーマは「豊かに育つ~子どものための空間デザイン~」。
大阪工業大学梅田キャンパスにて開催されていた
卒業制作展を取材してきました。
大阪市内に存在する「放課後等デイサービス楽童ほうぷ」は
就学中の障害をもつ子どもを対象に、
放課後や長期休暇中の「場」を提供しています。
その「場」を子どもが豊かに育つ空間にデザインし
実際に施工して完成させるまでが一つの作品。
昨年2017年6月のデザイン打合せ⇒現場調査⇒
家具・クロス製作⇒施工⇒12月の完成まで、約半年間。
土屋さんは毎日休みなく授業やアルバイトをこなす傍ら、
夜遅くまで学校に残りとても真剣に作品を作っていました。
工場の社員に直接指導を受けながら自らも汗をかき
家具を作る。
その直向さや真摯さに、わたしたちは感動しました。
彼女から学ぶことも多く、
普段の仕事とは違う素晴らしい経験になりました。
また、多くの協力会社さまにもご協力ご協賛を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
作品展でひときわ目立っていた立派なハンモックは
ずっしりとした太い木の支える安心感と安らぎを
子どもたちに与えてくれる遊具になるだろうと確信しています。
「子どもたちが豊かに育つ」この空間へ
わたしたちの働きが長くその一助となりますことを心から祈っております。

